じぶんでやめる by Mory

　2歳を過ぎてもまだおっぱいを吸っているたろべえであるが、さすがに授乳する母親の方が大変になってきた。夜中に10回くらい起きて、おっぱいを吸ったりしていたのだ。（眠りの浅い私も、一緒に起きて寝不足になっている。）毎日のように「もうやめようか」と言う話を親の間でしていた頃、砂場で私とふたり遊んでいたたろべえに聞いてみた。

「ママがおっぱいあげるの大変なんだって。おっぱい、もうやめようか?」

　たろべえははっきりと宣言した。

「じぶんでやめる。」

　この話をMegにしたところ、腹をくくったようで、たろべえが自分でやめるまで飲ませようという。
　その頃からか、たろべえのごはんを食べる量が増え、おっぱいの量が減ってきたようだ。たろべえ、自分でやめるときに向けて、着々と準備しているのだろうか。

そう、自分の食いぶちは自分で手に入れる