都会の小さな春、見つけた by Meg
2007年 02月 07日
大空を見上げたい日もあれば、足下に注目する日もあって。たろべぇ(息子)をおんぶしながら、ゆっくりゆっくり歩きます。たろべぇも興味があるものがあると、手が出てきて、生け垣の葉っぱや、塀などの感触を楽しんでいるようです。
今日は、春のきざしを見つけたくて、特に足下を見ながら歩いていると、小さなフキノトウの赤ちゃんをふたつ発見しました。今年最初のフキノトウです。
ちょうど6年前の今頃、長く勤めた会社をやめました。仕事は、とてもやりがいがあったし、大好きな仕事でしたが、もっとやりたいこと(鍼灸師になること)が見つかったから、全く未練はありませんでした。
でも、からだは、長いオフィスの仕事に悲鳴をあげていたのかも。西新宿の高層ビルのオフィスの窓から、まるで酸欠の金魚のごとく、新鮮な空気を求め、流れる雲に思いを馳せていました。だから、仕事をやめて、昼間に散歩が出来るようになった時の、うれしいことと言ったら。
これからの季節は、花が咲きだし、野草も出てくるしで、もうじっとしていられません。大好きな季節の到来です。
採ったフキノトウは、ゴマ油で炒め、味噌とみりんで味付けして、ふき味噌にしていただきます。
小さな春の恵みに感謝!