一杯のコーヒーから by Mory
2007年 01月 25日
気分良くMegとふたり、たろべえを連れて朝の散歩に出る。駅前のいつもの売店で東京新聞を買う。店のおばちゃんがたろべえに言葉をかける。たろべえも覚えているようで、にっこりする。おばちゃんは、3歳の孫と6か月の愛猫の写真を見せてくれた。どちらもかわいいのだが、生意気盛りのようだ。そのおばちゃんの年齢を聞いてびっくり、70歳をとうに過ぎているという。ぼくの母親とそんなに変わらないが、全然その年に見えない。毎朝、「おはようございます」と大きな声をかけるその仕事が、若さを保つ秘訣なのか。
次にいつも新鮮な野菜を手に入れる農家の販売所を訪れる。聖護院大根がまた置いてあったが、今回はパスして、おいしそうな白菜とブロッコリーを収穫。
帰り道、何やら甘い匂いに上を見上げると、蝋梅の黄色い花が咲き乱れていた。夢中で写真を撮っていると、後ろから「何を撮っているんですか、ああ蝋梅ですね」と郵便配達の男性が声をかけてきた。「ずいぶん大きな花ですね、きれいですね」と言いながら、彼は去っていった。
一杯のコーヒーで始まる一日は、何だか楽しい。