ジャンピング・マウス by Mory
2006年 02月 28日
先日、アメリカ・タオスから帰ってきたインディアンフルート奏者ののなかかつみさんは、今回手に入れたバッファロー・ドラムを手にしていた。バッファローの毛皮がちょっと生々しいドラムは、しかしバッファローの大地を踏みしめる足音を確かに表現していた。
古屋和子さんの語りに目を閉じると、小さなネズミの冒険がまるで目の前で展開しているよう。聴くたびに心が反応する場所が違うのが面白い。しかし、最後に鳥肌が立ってしまうのはいつものこと。
お腹の赤ちゃんも楽しんでくれただろうか。
『ジャンピング・マウス』
ヘェメヨースツ・ストーム他、述・著
北山耕平 解題と再話
(太田出版)