ある手帳 by Meg
2011年 04月 06日
複数の友人のブログに掲載されていた、原発の現場で働いていた方(1997年逝去)の手帳です。
原発について、ご自分で考える参考資料にしてみて下さい。
私は、読んでて、内容のあまりのキツさに、胸が苦しくなりました。
しかし、今まで、原発反対の意思はあったものの、ある意味、目をつぶって、知ろうとしなかった自分(たち)が、今の現実を作ってきた、かつ加害者なのだという思いから、ひとりひとり、今後の自分(たち)の生き方をも問い直す材料のひとつとして、一緒にシェアしたいと、掲載しました。
加害者というのは、もちろん、子供たちに対しても、ということです。
本当にごめんなさい、子供たち。
この手帳、嘘だと反論されている方もいるようです。
仮に、手帳が事実でなかっとしても、毎日被爆を受けながら現地で原発の事故処理をして下さる方々がいる。これだけで充分ではないのでしょうか。
Moryが引用する宮沢賢治の言葉『世界全体が幸福にならなければ個人の幸福はあり得ない』。
偉そうなこと書いてしまうけど、何かを選択する時、それは人だけにとっての幸福だけでなく、植物、動物、魚、バクテリア、地中に眠っていたウランを始めとする鉱物、地球、、、、e.t.c、宇宙に存在するさまざまなものにとって良い選択でなければならないのだと思います。
事実を前に、我々は何を学び、選択していかなくてはいけないのか。苦しくても、自分の奥深くに問いたいと思います。