平和の家の平和な夜 by Mory
2009年 04月 28日
パーマカルチャーの講義が終わったあとのシャンティクティの夜、薪ストーブの前で小さな糸紡ぎワークショップを開く。
隣ではお酒も入り、少々賑やかであるが、こちらはコマとチャルカを使って綿を紡いでいると、静かな時間が流れはじめた。
綿の繊維が撚られることで糸となっていくのを見つめながら、ぽつりぽつりと会話を交わす。手仕事を普段からしている二人は、あっという間にコツを飲み込み、きれいな糸を紡いでいった。
昔はどこの家でも、こんな時間が存在した。自分の手仕事で自分の暮らしを紡ぐ時間。とても豊かで、深い時間。