自分の物語を生きる by Meg
2011年 10月 06日
瞑想の師が仰った。
神は瞬きをしない(のだそうだ)。
(しかし)人間は、何度も目を背けたくなるような「絶望」を経験することで、初めて目を瞑る(つぶる)ことを知る。
目を瞑り、自分の内側に目を向けることが出来て初めて、内なる静寂に出会えると。
これは、故河合隼雄さんがよく仰っていた「傷は自分の物語に入る入り口(きっかけ)」にも通じると思う。
人生とは、(各自それぞれの)既に内在された物語を見つけ、それを生きることなのかもしれない。
しかし、隼雄先生もチャンドラカント博士も、みんなあちらの世界に行ってしまわれたな〜。
合掌。