原始機(リジット)でのハタ織りワークショップ その1 by Meg
2009年 11月 18日
週末、鴨川和棉農園にてワークショップを受けてきました。
4月にMoryが受けた「ワタから布へ 糸紡ぎワークショップ」。今度は、糸紡ぎの次なる段階、原始機(リジット)での「ハタ織り」に参加するためです。
今回は私が参加するようMoryからお達しがあり(?)、Moryは現地にてたろべぇのシッター役として参加。
ハタ織りに使う横糸↑は、私たちが紡いだ糸(主にMoryがチャルカで紡いだ)を使おうと持参しました。
最初は、棉から手で種をとりだし、種をとった綿を平らにし、右手でこよりをつくるように綿から糸を30センチ程紡ぎだしていきます。
その後は、その糸をコマにまきつけて、紡ぎを続けていきます。私はこの時間がとても好きです。
その後、田畑さん制作の、棉から種を取り出す綿繰り機を使って、種とりを。噂通り、我が家の綿繰り機に比べ、使いやすいこと。
弓を使い、綿をほぐす作業には、その弦の音色に感激。音でその仕事の善し悪しを判断されるとおっしゃったことにも感激し、かつ妙に納得しました。
ここまでは全員で。その後、ハタ織り班と糸紡ぎ班に別れそれぞれ学んでいきます。
初めての織りだというのに、少し長めに織りたかったため、縦糸を長くとったせいか、縦糸を張ることにかなり苦労しました。
一日目は縦糸にもてあそばれて終わり、織るのはようやく二日目から。
板ひに自分たちが紡いだ和綿を横糸として巻き付け、織りが始まってしまえば、右、左と横糸を通す単純作業は、楽しくて、気持ち良くて、紡ぎ同様、瞑想のよう。
時々子供たちの声も聞こえたりしながら、静かでゆったりした時間は流れて行きます。